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日本の大学とアメリカの大学

こんにちは
今日はよく見る言葉を元に、話をしてみたいと思います。

「日本の大学は入るのが難しくて、アメリカは出るのが難しい?」
これって、よく聞きますが、だれが作ったんですかね?
僕の意見は、"It depends"です。アメリカの大学にも入るのが難しい大学はいくらでもあります。アメリカの高校から大学に入る場合 SATという英語と数学の試験を受けます。これは日本で言うところのセンター試験でしょう。高ければ高いほど、良い大学に入れる可能性は上がります。ですが、それが全てではない、ということです。学校によって履歴を重視したり、エッセイを重視したり、様々。

ただ、普通の大学は入るのはそんなに難しい事ではありません。出るのが難しいという意味は多分、一つ一つの単位を取るのが難しいと言う事だと思います。全てとは言いませんが、日本にはとりあえず行っておけば大丈夫というクラスは一杯あるでしょう。答えが回っているクラスとか。でも、アメリカのクラスはテストができなければ落第、またできるまで受けてください。というスタンスなので、勉強しないと単位を取る事ができません(クラスのレベルにもよりますが)。宿題もたくさん出ます。そこから来た言葉だと思います。

でも、自分はどっちも良いとも悪いとも言えないと思います。と言うより、日本の方がいいのでは、と思う時もあります。勉強をして来た時間や知識の量によってある一定のレベルの人たちが集まる。そうすると、クラスを作る側としては作りやすいでしょうし。ただ、感覚的な違いは、(これも偏見)日本はステータスの為に入る。でもアメリカは、専門的知識を得るために入る。つまり、勉強するために入るものだと思います。

後、圧倒的な違いは、日本は自分の勉強して来た学部関係なしに就職活動が行われますが、アメリカではまずないです。アメリカで学位を取得すると言う事は、いわば4年制専門学校と言う事です。即戦力でないと意味がない。専門的知識と経験がないと雇われない。この部分では理にかなっていると思います。だから、アメリカでうまくやっていくのに一番大事なのはインターンだと思います。何も考えずに卒業する事は可能ですが、就職をするとなるととてもその状態では難しいです。

インターン
最近、日本でもよく耳にする言葉だと思いますが、これはいわば現場での経験です。ほとんどの場合は給料なしで、働いている人の元で経験を積む事です。これによって、実践力もつくし、本当にやりたい事かどうがという事もわかります。やってみて、違うかったら違う物に変えたらいい。そうやって、人に迷惑かけれて、ただで実践力を培える特権がインターンです。先ほど言ったように、アメリカでは即戦力が非常に大事になります。研修なんてほどんどないですから。知識を授業で得る事は大事ですが、経験によって総合力をつけるのは本当に大事になってきます。昔、ある教授から言われた事があります。「お前の目指しているところの人達は、お前みたいに勉強できて当たり前。つまり、今周りよりできてるからと言って浮き足立ってると、絶対に成功しない。だって、お前の目指しているレベルでおまえぐらい勉強できるのは必須条件、当たり前だから。だから、それプラス何をして来たか、何ができるかが成功するか、ただ卒業して仕事がないかの違い。」

僕は、いい人に良いタイミングで出会って来た、本当にラッキーな人です。授業料も払わず、大学で講師をいう経験をさせてもらって、一流の選手達にトレーニングを教えながら、研究もできて、それで生活費がもらえる。自分は人より秀でて賢くもないですし、何か才能があるわけでもありません。でも、やりたい事をやりたいようにできる能力の付け方を教えてもらってきました。何かを日本の発展に還元できたらと、アメリカの田舎から願って、ブログに発信しています。ではまた。

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