こんにちは
今日は日本の部活制度に偏見丸出しで自分の意見を言いたいと思います。
まず、自分はアメリカに留学しているからアメリカがすごいと言いたいわけではありません。日本には教育、文化、スポーツ、あらゆる面で世界に誇れる素晴らしいところがあると思います。だから、他の国を真似るんじゃなくて、他の国の良いところをどんどんパクって、いいとこ取りして行けばいいんじゃないかなって思っています。
1)部活制度について
日本は基本的に部活は希望すれば誰でも入れて(大学以外)、学校の先生が顧問を務め、一人の生徒は一つのスポーツだけをします。さらに、中、高において、クラブチームはほぼ存在しません。
アメリカは、まず選ばれないと部活には入れません。そして、一人の生徒が他の部活をやっている事はまれにあります。さらに、中、高からクラブチームは以上な数あります。
スポーツと言うシステムにおいて、僕は、アメリカのシステムをパクっていいと思っています。
• まず、スポーツをシーズン化してしまえばいいと思います。なぜかと言うと
a)シーズン化する事によって、生徒がいろんなスポーツを経験できます。だから、その子が本当に好きなスポーツ、本当に向いているスポーツに出会えるチャンスが多いと言う事です。
b)さらに、いろんなスポーツによっていろんな体の使い方をし、怪我を防ぐ一番の方法だと思います。
c) さらに、親が子供を連れて行くスポーツはなんですか?親が好きなスポーツ、もしくは親がやっていたスポーツの可能性が大でしょう。子供がいろんなスポーツをしていれば、その子達が大人になった時、例えばその人がサッカーと野球をやっていたら、子供をサッカーと野球に連れて行くでしょう。そうなると、お金はサッカーと野球の2つ両方に落ちるわけです。2つのスポーツが潤う、経済が違う分野に循環すると言うシステムができます。逆に親が子供のスポーツを見て好きになるケースも当然あります。子供が複数のスポーツをしていると、親も複数のスポーツを好きになり、複数のスポーツにお金を使う。部活、プロスポーツを完全シーズン化することによって、今まで、一つのスポーツに入っていたお金が複数に渡るという事です。
• 部活はレベルに応じてセレクションすべき、そしてお金をとるべき
部活をセレクション制度にして、人数制限をする事によるメリット。
a) まず人数が多いと、一人一人のプレータイムが少なくなります。プレータイムを確保するには、人数を制限する事です。
b)では、あふれた人達はどこにいけばいいか?クラブチームに行けば良いのです。クラブチームを作れば、体育館や大会の為にまた経済が動きます。無駄に税金を使っていた区民体育館や市民体育館にお金が回るし、小、中、高も部活動以外の時間をお金を取ってクラブチームに貸し出せば良いのです。そうする事によって、道具や、管理費、部活動費をまかなう事ができます。
さらに、部活動がセレクションになることにより、かなりレベルの高い者のみが部活でスポーツをします。クラブチームでは、その能力に応じた団体やトーナメントを作れば、「楽しむためにやりたい」という子もできるし、顧問に無理矢理やらされて、将来もう絶対やらないという事も避けれる上、同じレベルの子達が集まるのでぼろ負け、ボロ勝ちで自信や自尊心を大きく傷つける事が避けれます(勝ち負けがある事がスポーツですし、そこから学ぶ事があるから、別に悪い事だとは思いませんが)。
レベルに応じて団体があれば、今までプレータイムがなかったはずの子供達がずっとプレーできることになります。本人がまた上のレベルで挑戦したくなったら、レベルの高い団体に所属すればいいのです。もしかしたら、次の年、部活のセレクションに受かるかもしれません。アメリカでは部活に受からなかった子供がクラブチームでプレーしたり、監督が「ここの組織は他のチームもこのチームもレベルが低いから、君ならもっと違うところでプレーした方がいいよ」とか「君の今のレベルじゃこのチームに入っても試合に出れないよ」とかざらにあります。
さらに、部活のシーズンが終わってオフシーズンもプレーしたければ、レベルの高いクラブチームがある団体に所属して同じスポーツをずっとすると言う選択肢もあります。子供達は、一年を通して、違うチームメイト、違う相手、いろんなコーチから教わるため、さらにレベルが上がるし、自分に合うところを探せるというメリットもあります(チーム、コーチ、環境、レベルなど)。
さらにクラブチームが増え、学校の体育館のスケージュールがタイトになると、4時間5時間も練習して、オーバーワークで亡くなると言うようなあり得ない問題を解消できます。基本的に部活もクラブチームも1時間30分〜2時間。それ以上の練習は意味がないし、質を求めるべき。それができないのはコーチと多すぎる人数の責任。
2)コーチと顧問、そして経済
コーチにしても、チームが増えると、コーチの増えます。若い経験のないコーチが経験を積む機会を増やすきっかけにもなります。コーチが増えるにつれ、コーチの資格試験の質(スポーツ知識、スポーツ倫理、怪我の対応など)も上がり、よくニュースで見る悲しい事件も減るし、スポーツのレベルは確実に上がります。
部活動の先生も、休みの日を返上してプライベートもない生活を強いられるのがいやで、質の高い教師離れが起きるのです。だから、休日に働いているのですから、その分の見返りを渡すべき。部費を取って。顧問が見つからないなら、外部コーチに払えばまた、経済が動く。子供を預けるのだから、外部コーチには契約書によって法的拘束をする。そうする事によって、またスポーツと法という倫理が産まれる。お金が必要なら、お金がない人はどうしたらいいという、問題ができてくる。そこで、スポーツ奨学金制度など、経済的に余裕のある人々が払ってあげれる、才能を伸ばせるチャンス、才能と経済が出会うチャンスが産まれる。そこで、さらにスポーツの発展が見込める。
要は、スポーツと健康、運動を促進するにはお金が回る、そして競技人口を増やすシステムが必要なわけで、政治家と中体連、高体連の癒着を解消し、部活制度の編成をして、クラブチームを増やす事によって、日本のスポーツが発展するのだと思います。
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