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筋トレの基本1:筋肉のタイプ、そしてその応用

こんにちは
今日は筋トレの基本1として、筋肉のタイプと応用について。です。

筋肉と一言にいってもいろいろあるし、一つの筋繊維のサイズは髪1本の何10分〜何100分の1です。そんな目に見えないレベルの細さの細胞がトレーニングによって何百キロもの重量を持ち上げる事ができるって、それだけで興奮すると、あなたはキネシオロジーに向いているでしょう。

タイプ
筋肉は非常に細い繊維が束になって一つの「上腕2等筋」とか「大臀筋」などを作っています。その束をひとつひとつ見て行くと実は違う特徴を持った筋繊維があります。

エリートレベルのマラソン選手と、エリートレベルの短距離選手の脂肪量はほぼ変わりません。ですが、見た目は全く違いますよね。

筋肉には、1)遅筋(typeI)2)速筋(Type IIb)、そしてその間の性質を持った3)中間筋(type IIa)というのが主にあります。基本的には3種類と覚えてもらっていいと思います。5とか8とか11とか色々な見解はあるにせよ、3がメインです。

1)遅筋
特徴:サイズは小さい。
筋収縮のスピード:遅い
筋力:弱い。
メリット:筋肉を何回も収縮する事ができます。

2)速筋
速筋はその真逆と考てもらっていいです。
筋収縮のスピード:早し。
筋力:強し。
一見良い事だらけ。
デメリット:すぐバテる。

3)中間筋
その間の性質と思ってもいいと思います。

とても重要なポイント
A) まず、非常に大事な点が、タイプがあるからと言って筋肉を使うとき、0:100っていう状況はほぼないです。動作や運動によって遅筋が90%で速筋が3%で中間筋が7%とか、5分5分とかと言うふうに使われている割合が違うのです。

B) 筋肉の「数」というのは、今の科学ではDNAで決めらていて、変わらない、と言われています。つまり、生まれつき速筋が多いとか、遅筋が多いとかはあるのかも知れません。

C) 筋肉と言うのは勝手に動きません。神経(脳)から電気信号が送られて筋肉が刺激され(収縮しろ!と命令される)、筋肉が動くのです。これの何が重要?遅筋を刺激する神経は遅筋しか刺激しないと言う事です。遅筋を刺激する神経が速筋を刺激する事はありません。だから? 応用で話します。

応用:では、これらの基本知識からなにがわかるでしょう?
a) まず上の重要ポイント1。から違う筋肉のタイプを刺激する割合は動作や運動によって変わるということですね。僕が、「遅筋を刺激しろ!」と言おうが願おうがそれは無理なんです。
だから、刺激したい(鍛えたい)筋肉をピンポイントで刺激するには次の要素を操作すればいいんです。動作、重量、時間。速い動作をすれば速筋が刺激されるし、長い時間運動すれば、運動の始めは速筋を使っても、そのうち、遅筋と中間筋がメインになります。

b)遅筋を刺激する神経と速筋を刺激する神経は全く別ものということです。ですから、間違えたトレーニングをすれば、違う筋肉を刺激して望み通りの結果にはならないと言う事です。

c)キーは中間筋。割合は変わる事がないものの、中間筋をより速筋のような働きに似させる、とかその逆はトレーニングによって出来るようです。だから、遺伝で全てが決まるわけではありません。





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