こんにちは。この前、ジュニアカレッジと大学について話したので、今日は大学選びについて話したいと思います。
どっちがいいの?
4年制から入った方が良いのか、ジュニアカレッジから入った方が良いのかと言う質問をよく受けますが、どういう利点が自分に合うかを考えるしかないと思います。JCにいくといろんな人に出会えるし、学費も安くつきます。しかし、編入という壁はあります。4年制だと経験と言う意味では狭いかも知れませんが、同じところに長くいると言う事は人と長く深く付き合えるという利点もあるし、編入の心配もありません。一番違うのは学費でしょう。
ただ、JCはハードルが低い分、生徒の学力や動機、やる気などが低い人が圧倒的に多いでしょう。僕がいたJCではバスケのクラスはただの喧嘩クラスでした。毎日ボールが出たかどうかで殴り合いしていましたし、クラスにアジア人が一人だったため信頼を得るまで1ヶ月はかかりました。(最終的にはそのクラスを落としましたが。)
個人的には、3つのJCと4年制大学を経験したのでそれはそれでよかったです。アメリカでは成績優秀な生徒は高校生でもジュニアカレッジでクラスが取れる人がいます(ごくまれ)。そんなかなり優秀な子達と出会えるのもジュニアカレッジ。
ただ、アメリカは文化的に家族とのつながり、家族との時間を大切にする事が多々あるので、すごい優秀でも家族が近くにいると言う理由で近所の州立大学に行くケースもよくあります。
大学選びの中で、パッと思いつくのが、留学生の数が豊富かどうかと言う話です。数が多ければ基本的に学校側も経験豊富でよく対応してくれます。そうでないと、大変なことばかりです。基本的には、有名な地域や有名な大学には日本人留学生が多いです。カリフォルニアだと南カリフォルニア。LAの周辺大学、サンディエゴの周辺大学、サンフランシスコの周辺大学。
他の州だと、ラスベガス(アリゾナ)、シアトル(ワシントン)、ポートランド(オレゴン)、東だとニューヨークやボストンなど。日本人留学生が多いと、安心だし、共通の経験もあるし、いろいろ良い事もあるでしょう。
でも、本当に英語を上達したければ、田舎の留学生が少ない所に行くのもありでしょう。大変な事はたくさんありますが、得るのもの逆に多いでしょう。
場所
いろんな州に旅行にいって、イリノイのど田舎に住んでわかった事は、カリフォルニアと言う場所はアメリカではないと言う事。あそこは特別な、また別の国。本当にいろんな人種がいて、いろんな文化があって、英語を喋れなかったり、すごい強いアクセントがある人がいて当たり前。そんな場所はおそらくカリフォルニアと、もしかしたらニューヨークの都会当たりだけでしょう。
田舎に行くと、黒人と白人しかいませんし、差別的な発言はジョークとして当たり前。カリフォルニアでは絶対に言われない事は、普通で言われます。というか、存在自体が目立つので、どこに行っても、Asian guy(アジア人)=僕だったので、外に友達と遊びにいくと、必ず次の日、生徒のうち一人は僕がどこにいたかわかっていました(でもよく考えたら、白人しかいかないような場所に行ってましたが)。自分は何も感じないタイプだし、差別的ジョークで怒らなければ、勝手に「ジョークのわかるやつ」というレッテルが貼られるので、周りから嫌われる事はなかったですし、少数派を逆手に取って色々自虐ネタなどでサクッと努力なしに笑いを取れるので逆に楽でしたが。まぁ、何が言いたいかと言うと、行く場所や一緒にいる人によってアメリカ留学経験といってもまったく違う経験をし、全く違う文化の中で生きる事になります。元々アメリカと言う国がそういう国なので、行きたい候補の文化や人種などを調べるのは結構大事かもです。
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