Translate

運動は寿命を延ばさない。運動は生きる質を延ばす。

こんにちは

今日は健康と運動の関係について少しお話をしたいです。

よく運動、運動、と言っている人が誤解して運動をすると寿命が伸びると言いますが、今のところ運動をする事によって寿命が伸びると言う事は分かっていません。
ただ、はっきり言える事は運動を続ける事で「健康でいられる人生の長さ」は変わります。どういう事か次のグラフを見て下さい。
これは自分が仮説的に作った運動を続けた場合と運動をしない場合の運動機能の経緯を年齢と共に表した表です。

人間は成長期を経て、18前後を境に肉体のピークを迎えます。そして、年と共に肺活量、筋力、筋持久力、柔軟性、など全ての運動機能は落ちて行きます。
そして、このグラフは、何も病気にならない事を前提に表しています。人の力を借りないと自分の身の回りの生活ができない数値を30〜40としましょう。すると、青の線が示す通り、60〜70歳で人の力を借りて生活をする事になります。買い物に行く体力
がない、ものを一人で運ぶ筋力がない、バランス力が落ちて危険、転んだだけで骨が折れる、車いすの生活を強いられる、等。

赤の線は運動をした場合の線とします。70歳になっても筋力トレーニングや有酸素運動のおかげで自分で自立した生活を送る事ができ、定年後余った時間をつかい旅行なども刷る事ができます。

どちらが良いかと選択を迫られた時、青を選ぶ人がいますか?多くの人が赤を選びますよね。では、国として、一国民として社会問題も含め考えてみてください。介護にどれだけの労力とお金が必要かわかりますか?介護されている方も精神的に大変だと言う事実を知っていますか?お年寄りが自立した生活を送れる事で彼らの自尊心や医療費がどれだけ軽減できるかわかりますか? 
運動をする事によって損をすると言う事は個人的にも、国的にもないんですよね。

では、なぜ人々は運動しないか。

その最たる理由がおそらく、その速攻性の無さと「今大丈夫だし」という気持ちでしょう。おそらく健康に過ごしていけば、足腰に痛みはあれど、50歳前後までは普通に生きていけるんですよね。でも、急にガタは来るし、人は脳梗塞や心筋梗塞、骨節したり、自分が一人で生きて行けなくなってから気づくんです。でも、それでは遅いんですよね。

運動と言うのは20、30、いや40年先を見越せる能力がないと継続できないんですよね。そして、運動と言うのはそれだけ先の投資なんです。

これからのブログで運動がどうやって健康に影響を及ぼすかを話して行きますが、運動する事によって、筋力維持ができ、向上もできる。心臓、肺、血液、血管の機能を高め心筋梗塞、心臓発作、脳梗塞、脳卒中、糖尿病などの症状を減らす、もしくは避ける事ができる。血圧の正常値の維持、体重の維持にもつながります。

歳を重ね、時間が出来た時、本当にやりたい事に専念できたり、人に迷惑を掛けずに生きて行きたいと思いませんか? みなさん、運動しましょう!


0 件のコメント:

コメントを投稿