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カラダの健康と運動1

こんにちは

前回は健康の多面性について話をしたので、今回はその一つの要素、身体的健康(運動と健康)について話したいと思います。

健康のために運動しよう、と考えても何から初めていいか何をすれば本当に健康かわからないですよね。前回の健康についての話も運動と健康については詳しく話していません。ですから、今回何をすれば良いのかしっかり解説をします。

身体的健康の要素:大きく分けて2つに分類されます。そしてその2つの要素も複数の要素から成り立ちます。

要素1)健康に関するフィットネス
これらの要素は言わば「基本」の要素になります。カラダの健康を保つ、向上させる上で必要な要素の事です。この要素はさらに4つに分けれます。
a) 筋力
b)  筋持久力
c) 有酸素運動
d) 柔軟性
( e 体の筋肉と脂肪の割合)

要素2)機能に関するフィットネス
=1)基本に加え、さらに健康を向上させるもしくはスポーツなどに必要な機能に関する要素です。
スピード、パワー、アジリティ、バランス、コーディネーション、反射神経

いろんな運動をしていますか?
運動機能の向上、体の健康の為にしないと行けない4つの運動が筋力を鍛える、筋持久力を鍛える、肺活量を鍛える、そして柔軟性を上げる運動です。簡単に言うと、ストレッチ、有酸素運動、筋トレ。この3つに大きく分類できます。

筋トレをやっていたら健康か?そうではありません。筋トレだけでは心臓や肺をそこまで鍛えられないからです。じゃぁランニングをやっている人は健康か?やらない人より健康ですが、筋トレやストレッチをやっていないと健康とは言えません。運動しているからといって柔軟体操サボっていませんか?この3つの運動の関係は三角形と3つの柱で表す事ができます。
どれか一つが欠けると三角形は崩れてしまい、バランスが取れなくなってしまいます。
では、筋トレいっても筋力と筋持久力があります。筋力とは最大筋力のことを表し、一度にどれだけの力を出せるか、と言う事です。筋持久力とは自分の100%以下の力で何回同じ動きをくり返せるかと言う事です。
例えば、ベンチプレス。ベンチプレスで100キロ上げれると腕立て100回できると思いますか?全く同じ筋肉を使いますが、実は違います。筋持久力と筋力は別物なんですね。ですから健康のためには両方鍛える必要があります。

どうしてこれが健康に関わるの?
普段の生活で重いタンスを持ち上げたり、重い買い物袋を持つ力とそれを持ったまま家まで運ぶには筋力と持久力の両方がいります。さらに、歩いたり自転車で自分という何十キロもある体と荷物を運ぶには心臓と肺機能の発達が必要になります。柔軟性がなければ腕や足、体を自由に動かせませんし、筋トレと有酸素運動の基礎となるものです。

こういった筋力、筋持久力、柔軟、肺活機能を要する活動というのは普段の生活に隠れているんです。買い物、掃除、洗濯、旅行、引っ越し、お年寄りの世話、子供と遊ぶ、など全て今話した要素を必要とします。これらができなくなると生活の質にどれだけ影響しますか?これからお年寄りが増えていく社会で人を怪我をせずに世話できる体力と筋力は必要不可欠となっていきます。さらに、お年寄りの方々が人の手を借りずにこれらの事をできたらどうなりますか?

これからもっと詳しく話して行きますが、運動機能というのはやめれば落ちます。昔運動していた、部活をしていた、などは関係ありません。やめて半年以内に数年かけて構築した筋力や体力はトレーニング前に戻ります。

要素2はまた違うところで詳しく話しますが、あなたの運動のプログラム、ぜひ見直してみてください。


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