こんにちは
今回は練習で試合は見れないの第4弾として、また違う要素を考えて行きたいと思います。
前回、closed skill とopen skillとgross vs fine motor skill, discrete vs. continuous skill の話をしました。今回は、それ以外の要素を紹介して行きます。
まず3弾と4弾で言い残した技術の分類の中で大きな物、そして簡単に説明できるのはobject manipulationです。
objectとは「物」。manipulationとは「扱う」。つまり、動きを分類して考える時2〜4弾以外にその動作をする時、物を扱かっているかどうか。です。ラケットを使う動作なのか体のみを使う動作なのかでその動作の複雑さ、難しさ、というのが変わってきます。例えば手でボールを打つときはあなたは手とボールの位置関係を把握する技術がいります。それがバットで打つ場合自分とバットの距離や関係、バットの位置、バットを振る軌道や角度、そしてそれを操ってボールを打つので実は手で打つのとは大きく脳の働きは異なります。
だからお子さんに運動を教える時、バットがあまりにも難しいと感じた場合、まず手である程度感覚をつかませてから、バットで打つ、という段階を踏む事も可能性の一つとして考えれます。
ではその他の2〜4弾とは違う本人の動作に直接的には関係がないけど、動作の結果自体に影響を与えるものを紹介します。
1)技術に直接影響しない要素:環境
たとえば、バスケットにはグラスの透明なボードと木のバックボードがあります。いつもグラスのボードで練習していると、木のボードとは違うので、パフォーマンスに影響を及ぼします。サッカー会場でサイドランからベンチの距離、ゴールから後ろの壁の距離が遠いところと近いところがありますね。良い会場だと、陸上のトラックの中にサッカーグラウンドがありますね。遠近的な距離感が変わってくると実際のグラウンドのスペースは一切変わっていなくても、影響を及ぼします。ですから、いろんな場所で練習するように心がけてください。
2)観衆やディフェンス
練習は生徒が集中できないから、窓を閉め切る、という顧問の先生をよく見ます。しかし、試合中、気になる子が見ていたり、親御さんがいたり、いろんな人がいるのは当たり前ですよね。でも、人がほとんどいない時もありますよね。ですから、閉め切ったり、逆に他の生徒に見に来るように頼んだりいろんな状況でも練習ができるようになるのが大事です。シュートの練習でも試合中フリーの時も、ディフェンスがいるときもありますよね。いろんな状況を作り出してください。
3)プレッシャー
その技術を発揮する場面にプレッシャーがかかるなら、練習でもプレッシャーのある状況を作り出しましょう。
前回と今回のまとめとして、人間の体は細かく忠実に与えられた刺激通りにしかうまくなりません。技術に関係する環境、しない環境、精神面、技術面、状況、観衆、全て試合に近ければ近いほど、練習と試合のパフォーマンスの差がなくなって行きます。
スポーツの技術を取得するのに繰り返しや基礎はとても大事なことです。しかし、「ドリル」って本当に必要なのか、どのくらい必要なのか、ドリルがうまくなっても内容によってはそれがうまくなるだけのコーチの自己満で試合に使えない技術かもしれないと言う事を頭に入れて練習を考えてみてください。
今回は練習で試合は見れないの第4弾として、また違う要素を考えて行きたいと思います。
前回、closed skill とopen skillとgross vs fine motor skill, discrete vs. continuous skill の話をしました。今回は、それ以外の要素を紹介して行きます。
まず3弾と4弾で言い残した技術の分類の中で大きな物、そして簡単に説明できるのはobject manipulationです。
objectとは「物」。manipulationとは「扱う」。つまり、動きを分類して考える時2〜4弾以外にその動作をする時、物を扱かっているかどうか。です。ラケットを使う動作なのか体のみを使う動作なのかでその動作の複雑さ、難しさ、というのが変わってきます。例えば手でボールを打つときはあなたは手とボールの位置関係を把握する技術がいります。それがバットで打つ場合自分とバットの距離や関係、バットの位置、バットを振る軌道や角度、そしてそれを操ってボールを打つので実は手で打つのとは大きく脳の働きは異なります。
だからお子さんに運動を教える時、バットがあまりにも難しいと感じた場合、まず手である程度感覚をつかませてから、バットで打つ、という段階を踏む事も可能性の一つとして考えれます。
ではその他の2〜4弾とは違う本人の動作に直接的には関係がないけど、動作の結果自体に影響を与えるものを紹介します。
1)技術に直接影響しない要素:環境
たとえば、バスケットにはグラスの透明なボードと木のバックボードがあります。いつもグラスのボードで練習していると、木のボードとは違うので、パフォーマンスに影響を及ぼします。サッカー会場でサイドランからベンチの距離、ゴールから後ろの壁の距離が遠いところと近いところがありますね。良い会場だと、陸上のトラックの中にサッカーグラウンドがありますね。遠近的な距離感が変わってくると実際のグラウンドのスペースは一切変わっていなくても、影響を及ぼします。ですから、いろんな場所で練習するように心がけてください。
2)観衆やディフェンス
練習は生徒が集中できないから、窓を閉め切る、という顧問の先生をよく見ます。しかし、試合中、気になる子が見ていたり、親御さんがいたり、いろんな人がいるのは当たり前ですよね。でも、人がほとんどいない時もありますよね。ですから、閉め切ったり、逆に他の生徒に見に来るように頼んだりいろんな状況でも練習ができるようになるのが大事です。シュートの練習でも試合中フリーの時も、ディフェンスがいるときもありますよね。いろんな状況を作り出してください。
3)プレッシャー
その技術を発揮する場面にプレッシャーがかかるなら、練習でもプレッシャーのある状況を作り出しましょう。
前回と今回のまとめとして、人間の体は細かく忠実に与えられた刺激通りにしかうまくなりません。技術に関係する環境、しない環境、精神面、技術面、状況、観衆、全て試合に近ければ近いほど、練習と試合のパフォーマンスの差がなくなって行きます。
スポーツの技術を取得するのに繰り返しや基礎はとても大事なことです。しかし、「ドリル」って本当に必要なのか、どのくらい必要なのか、ドリルがうまくなっても内容によってはそれがうまくなるだけのコーチの自己満で試合に使えない技術かもしれないと言う事を頭に入れて練習を考えてみてください。
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